区切り

日本の3月は、年度末ということで、決算セールやら、道路工事やら、何やかんやで大忙しだ。
テレビやラジオも番組改編の時期であり、自分のお気に入りの番組が終わってしまうこともある。どんな番組でも、いつか必ず終わりはやって来る。それは仕方のないことだけれど……。
おとといの晩、FM長崎の「ジャンゴ・バンゴ・デラックス」というお気に入りのラジオ番組があり、冒頭で突然の番組終了が告げられた。まさに青天の霹靂(へきれき)というやつだ。
どんな事情があったのかは知る由もなく、必要以上に詮索するつもりもないが、あっけない幕引きであった。何はともあれ、ツネさん、ヒロトさん、毎週楽しい時間をありがとうございました。
そういえば、NHKの「サラメシ」というお気に入りのTV番組も、この3月で惜しまれつつ終わってしまった。こちらも、どんな事情があったのかは分からないが、ひとつだけ引っ掛かったのは、局側の番組終了に関するコメントにあった「一つの区切りとして……」という表現だ。
一体何の「区切り」なのか、さっぱり分からない。少し前に、読売新聞の「番組」ページに、趣旨を同じくするコメント記事が載っていて、激しく頷いてしまった。
さまざまな思いを残して、季節はゆく。もう明日は4月だって。
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