1年

今日で、このホームページを開設してからちょうど1年になる。
思えば、立ち上げ早々、一部のページが表示されなかったり、海外からの不正アクセスでホームページを乗っ取られそうになったり(!)と、相次ぐトラブルに見舞われ、いきなりへこたれそうになった……。サラリーマン時代だったら、インターネットやシステム関係のトラブルがあっても、専門部署に頼ることが出来たが、フリーランスは自分自身で何とかするしかない……。
紆余曲折を経ながらも、何とか数々のトラブルを解消することが出来、少しだけ自信がついた。
それよりも問題なのは、1年間ホームページを運営してあらためて思い知った、自分自身の対応のトロさだ。作品にしても、文章にしても、とにかくホームページ更新のインターバルが長すぎる(公開日時を見てみれば一目瞭然だ)。
公開前の最終チェック時、間違いとまではいかなくても、気になるところが見つかるのはよくあることだと思うのだが、良くないのはそうした時の対応だ。
ひとつ気になり出すと、「あ、あそこも、ここも……」と際限がなくなってしまい、泥沼にはまり込んだように、見直し作業の終わりが見えなくなってしまう。
そもそも「完璧」なんていうものはあり得ないわけで、それを求めて費やす時間があれば、新しい作品の制作に力を注いだ方がいい……。頭では理解しているつもりだが、なかなかそこから抜け出せない。
もちろん中途半端なことをするつもりはないが、2年目突入を機会に、いたずらに完璧を求めるのはやめにして、いまは「質より量」を心掛けて、コンテンツの充実化に取り組んでみようと思う。
これは、よく聞く話でもあり、自分自身もサラリーマン時代に似たような経験をしたことがあるが、数多く作品(仕事)を手掛けていく中で、量が質に変わる瞬間が必ず訪れる。そして、その時にきっと何かが大きく変わるはずなのだ。
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